あなたは、「GHQ」という言葉を聞いたことがありますか?

日本史に詳しい方にとっては知っている言葉かもしれませんね。しかし、若者の間では別の意味として使われている言葉です。

「知っている」と思い込まずに「GHQ」の意味や語源、使い方をこの機会にしっかり覚えていきましょう。

GHOの意味とは?

「GHQ」とは、「学校や仕事が終了するとすぐに帰宅する人のこと。帰宅部または、下校部。」という意味です。

Go Home Quickly(ゴー・ホーム・クイックリー)のそれぞれのアルファベットの頭文字をとった略語で「GHQ」と表し読み方は、「ジー・エイチ・キュー」となります。

1990年代後半に流行したコギャル語のひとつで「部活動やクラブ活動に入っていても、参加せず帰宅する」または、「部活動やクラブ活動そのものに入っていない」など授業が終わるとすぐに帰宅する生徒や児童に対して使われる俗語です。

「GHQ」という言葉が使われる以前は「帰宅部」という表現でしたが、コギャルが使い始めたことを機に学生間では「GHQ」と使われるようになりました。

しかし、今ではブームが去った言葉かと思われますので、死語に分類されるかもしれません。

余談ですが・・・コギャル世代の女性に聞きましたが、その世代の若者全員が使っていたわけではなく一部のコギャルと言われる人の間で使われていました。

社会人の間でも、GHQという言葉が使われることがあり仕事が終了すると残業を極力やらずにすぐに帰宅する人の事を「社内GHQ族」といいます。

GHQの語源は?

「GHQ」の元になった言葉は、「Go Home Quickly(ゴー・ホーム・クイックリー)=すぐ家に帰ります」ですが、語源はっきりしていません。

コギャル語説

コギャル語自体が、言葉の略語、英語の直訳、ネット上で使われている言葉(ネットスラング)、地方の方言などで造られている造語ですので「GHQ」も、そんなコギャル語のひとつとして誕生した説が濃厚です。

吉田茂元首相の発言説

内閣総理大臣第48・49・50・51代を務めた吉田茂元首相が、戦後の日本がGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の支配下にあった時にマッカーサーに対して『GHQは、Go Home Quickly(=早く国(アメリカ)へ帰れ!)という意味の略語だと思った。』といったというエピソードがあります。

「GHQ」は、ギャル語と言われていますが、実は吉田茂元首相が初めて使った言葉の可能性もあります。

若者言葉以外のGHQ

「GHQ」を調べると他にも下記のような意味があります。

・『連合国軍最高司令官総司令部』を意味する英語の略称=General Headquarters
・『精神健康調査票』を意味する英語の略語=General Health Questionnarie  
・日本のロックバンドの略=Gem High Quality
・アニメ『ギルティクラウン』に出てくる組織の名前

※ネットで「GHQ」と検索するとほとんどが『連合国軍最高司令官総司令部』と出てきます。

現代ではこんなGHQの解釈もあります

・『アメリカ合衆国の早く家に帰りたい帰宅部生のスローガンとして使われた』

アンサイクロぺディア(真実と嘘を混ぜ合わせてユーモアたっぷりな記事を提供している八百長辞典サイト)では、GHQをこのように紹介しています。

あくまで八百長辞典サイトですので、事実とは異なりますが働き方が変わってきている現代社会において「早く帰宅してプライベートを楽しみたい」という考え方の人にとっては、このサイトで紹介されている語源は例え事実と異なっても、しっくりしますね。

引用元
https://ansaikuropedia.org/wiki/GHQ

GHQの使い方と例文

基本的には、悪い事ではないにもかかわらず『部活もやらずにすぐ帰る人』、『残業もせず帰ってしまう人』などあまり良い印象を持たれない場合もあります。

カジュアルな言葉ですので友人同士で使うことが望ましく目上の人には使わない方がいい言葉です。

学校で友人とのやり取りで使う時

「何部に入る?」
「GHQ」

授業や仕事が終了するとすぐに帰宅する人に対して

・○○さんってGHQだよね。

すぐに帰宅する事を伝える時

・今日は、GHQだからよろしく!