あなたは、「終活」という言葉を聞いたことがありますか?

言葉の音だけを聞くと「就職活動」の略のようですね。同じ「しゅうかつ」という言葉ですが、漢字で書くと「終活」になります。

「終活」も「就活」と同じように人生において重要な活動ですので、「終活」の意味や語源、使い方をこの機会にしっかり覚えていきましょう。

終活の意味とは?

「終活」とは、「自分の死と向かい合い、人生の終わりのための準備(活動)」という意味です。

自分の最期の時に大切な家族が困らないために、自分自身が意思疎通できなくなった時に「どうなってしまうのか」といった不安が最小限に留まるように、元気な時から医療や介護の要望・身辺整理・相続・保険・お墓・葬儀などの準備を行っていくことです。

終活の進め方

また、終活を行いながら自分自身の死と向き合うことで、残された時間を『より自分らしく、より豊かに生きていく』ということがとても大切です。

自分や家族のためにも終活は、メリットがたくさんありますが、残される家族の立場や気持ちも含めての終活です。

自分の希望=家族の希望とは、限らないため家族と相談せずに進めてしまうと失敗してしまうこともあります。

せっかくの終活が、無駄にならないように家族としっかり話し合いながら進め、家族と共有できる状態で保管しておく必要があります。

終活を始める時期

終活を始める時期は、いつ頃がいいのか?悩みますが、一般的には、人生の終わりのための活動ですので、終活を意識したり、始める時期は60歳前半の方が多いと言われています。

しかし、実は高齢者だけの活動とは限りません。

「終活を始める時期」と調べていくと驚くことに20歳代から始めるという方も多くいます。きっかけは、東日本大震災だったと言われています。

自然災害大国日本という現実を目の当たりにした若い世代の方も、一度しかない人生をより豊かに生きていきたいと考え終活が浸透していきました。

終活の語源は?

「終活」の語源は、2009年に週刊朝日の連載『現代終活事情』で使われ広く知られるようになった造語です。

また、言葉の生みの親は、同誌の元副編集長とも言われています。

人生100年時代となったからこそ、自分自身の人生をより豊かに自分らしく最期まで生きていきたいという思いが「終活」という言葉を定着させたのかもしれません。

終活の使い方と例文

一人で終活を始めると自分自身が死ぬことへの恐怖や不安感が強くなってしまうことがありますので、家族などと共有していくことも必要です。

家族との会話で

・定年してやっと時間にゆとりができたから、そろそろ終活を始めようと思う

・万が一に備えて、家族が困らないように終活を始めるよ

人生の転機があった時

・この先の人生をより豊かに生きていきたいから終活を始めよう

・終活をして、自分自身のこれからの生き方を考えてみよう