あなたは「ミーハー」という言葉を聞いたことがありますか?

「あなたって、ミーハーね」と人に言われたことがあるなら要注意!言われた時、たとえ意味を知らなくても、良い意味ではないな、という感じがしたでしょう?

実は、この言葉は皆さんの祖父母の代よりずっと前から使われてきた言葉なんです。

「ミーハー」という言葉にはネガティブな意味がありますから、会話の雰囲気を壊さないためにも、その意味と使い方をこの機会にしっかり覚えていきましょう。

「ミーハー」の意味とは?

「ミーハー」とは「世間の流行にすぐ乗りたがる人」のことです。

とにかく熱しやすく冷めやすい傾向があります。また、ミーハーな人たちが夢中になる対象は、どれもこれも低俗であると思われがちですが、知識・教養を必要とするものもあります。

ミーハーの興味範囲は多種多様

「ミーハー」と呼ばれる人たちが次々と興味を持つ対象は、もちろん人によって異なります。

例えば、アイドル歌手や映画・テレビに出演する芸能人なら、その身につけるものや髪形までまねたり、はやりのショップや食べ物、ブランド物、その他には流行作家の著作物や新発売のガジェットにいたるまで、それぞれについて「ミーハー」な人がいます。

モノではなく風俗や文化に興味を持つ場合もあります。

ミーハーを極めるとオタクになる

好奇心旺盛なのはいいが、移り気な点が問題なのでしょう。

そのため、「あいつはミーハーだな」と、最初は人にばかにされていても、関心をその後も持ち続けることができれば、「オタク」と言われたり、ときには「クール」と思われたりします。

「ミーハー」の語源は?

「ミーハー」の語源については諸説ありますが、主なものだけ挙げてみます。

「みいちゃんはあちゃん」説

ある生命保険会社の調査結果によると、大正時代の女性の名前に「美代子」「はる」「ハル」が比較的多く、昭和時代に入ると、「和子」「幸子」「節子」がダントツに来ます。

大正から昭和初期にかけて「みいちゃん」や「はあちゃん」が多かったため、当時のはやりものに夢中になる若い女性の様子を見て、そんな風潮を「みいちゃんはあちゃん」と言い出したのが始まりではないか、という説です。

「me her」説

当時の若者が自分の彼女を指して、「あれがミー(me)のハー(her)だよ」と気取って言うのを見た人々が、新しがる若者の態度を「ミーハー」だと言い出したという説。

「ドレミファ」説

「ドレミファ」の「ミーファー」からという説。昔、力士仲間で間の抜けた力士を「はーちゃん」といったことから、「ミーファー」と掛け合わせて「ミーハー」という言葉になったのではないかという説です。

同じく、「ドレミファソラシド」から「ソーラー」という言葉もできましたが、すぐ忘れられてしまいました。

「ミーハー」の使い方と例文

日常の会話の中で

面と向かって「あんたってミーハーだから」と言われると、不快な感じを与える場合がるので、その点だけ注意が必要です。一般には、老若男女を問わず、自由に使われています。

「うちの娘は、ミーハーなんですかね?kpopアイドルグループの追っかけに夢中なんですよ。」

「サッカーのワールドカップが始まると、ミーハーファンがにわかに出現したね。」

「オレってミーハーなんで、新しい一眼レフが出ると、欲しくてたまらなくなる。」

肯定的な意味で使われる時

「ミーハー」は流行に敏感なだけに、商品の売り手側にはありがたい存在なので肯定的な使い方をしたりします。他には、自分を「ミーハー」と紹介するくらい良い意味に使われる事もあります。

「ミーハーだっていいじゃないか。」

「ミーハー女子にお勧めのセンスの良い財布はこれ!」

「ミーハーな私が選んだのは芸能界。ワクワクできる仕事をしたかったから。」